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線香って発がん性高いの?大丈夫なの?

約3分

線香って発がん性高いの?大丈夫なの?

タバコをやめてから感じたことが、線香の匂いってめちゃくちゃいい匂いだなと。タバコよりまろやかでリラックス効果ある優良フレーバー。お寺とかに行くと、ついつい大香炉の前で立ち止まってしまい、くんくん嗅いでしまいます。結局、体が煙を求めているのでしょうか…

そんなある日、線香を部屋で焚いてしまえばタバコの代用になるのでは?と思ったわけです。都心住まいの若者なので仏壇とかは持っていませんが。

また、それと同時に、線香って発がん性高いの?大丈夫なの?という疑問を持ちました。これが今回のテーマです。

さて、タバコにはさまざまな発がん性物質を含みますが、今回はタバコ、線香の双方に含む発がん性物質の代表格である「ベンゼン」にフォーカスしてみます。(ベンゼンは国際がん研究機関が示す発がん性リスクの中で、もっとも発がん性が高いとされるグループ1に属す物質です。[1]

教えてえらい人。

ってことで、まずは発がん性の高い低いの判断軸が欲しいので、東京都健康安全研究センターの斎藤さんのデータ[2]を引っ張りますが、発がん性物質であるベンゼンは大気環境基準「3μg/㎥」に対して、タバコの喫煙室内のベンゼン濃度の平均値は「23.4μg/㎥」という数値らしいです。タバコ部屋は環境基準の8倍近くヤバイ環境ということです。

では、本題の…

棒状の杉粉の線香を1時間焚いた6畳の部屋では同「10.6μg/㎥」(=環境基準の3倍超)、蚊取り線香は同「10.6μg/㎥」(=環境基準の3倍超)、円錐のお香に関しては同「29.4μg/㎥」(=環境基準の9倍超)という喫煙室以上の数値となり、いずれも環境基準を大きく超えるようです。発がん性物質アリアリです。

結論、発がん性の観点からは、線香はタバコ並かそれ以上に危ないです。

ってことで、部屋でくんくんすることは諦めました。

■参考
[1] IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans
http://monographs.iarc.fr
[2] 東京都健康安全研究センター「線香、お香及び蚊取り線香の煙中ベンゼン濃度」

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000047002.pdf