Curiosity

Soichiro Momotomi Official Blog

道路は競輪場じゃねぇんだよ。チャリで9,000万円の損害賠償も!?

約 3 分

チャリで9,000万円の損害賠償も!?

最近、車で走っていて恐怖を感じることが多くなってきたのが、自転車の暴走がひどい感じになってきたなと。それも酔っ払いとかではなく、白昼のシラフの人に。しかも、ロードバイクとかその手のタイプだけじゃなく、ごく普通のママチャリタイプもかなり怖いです。

ここのところ、docomoとかメルチャリとかのシェアサイクルの普及や、Uber Eatsとかの自転車を活用した宅配事業者も増えてきましたので、車道で自転車と遭遇するケースがかなり増えてきています。当然、マナーの良い方がほとんどなのですが、時に、方向確認もせずに進路を一気に変えたり、営業中の業者ですら信号無視をしたり、道路のど真ん中を堂々と走る人までいるので、本当に勘弁してもらいたいです。

個人的には、大きな四角いケースを背負った宅配中の自転車(シェアサイクルのコンボ)にヒヤリとすることがかなり増えました。特に広尾から西麻布交差点近辺。本当に危険地帯。

なんというか、「会社は学校じゃねぇんだよ」じゃないですが、「道路は競輪場じゃねぇんだよ」と感じます。

ちなみに、自転車は道交法17条にあるように、左側走行しかできないので、右折は二段階右折しないとアウトです。ちゃっかりそのまま右折している人、それ、違法なんです。

これ、おそらく、自転車で事故った場合のリスクを認識していないのか、かなり甘く見積もっていることも原因のひとつにあるのではないかなと思います。

世の中そんなに甘くないので判例を書きますが、たとえば、大人でなく11歳(事故当時)の少年の例ですらとんでもない判例がでています。

少年が夜間に自転車で走行中、歩行者の女性と激突して女性は寝たきり状態に。この少年の母親に9,521万円の損害賠償の判決が出ています。(神戸地方裁判所、平成25年7月4日判決)

その他の判例でも、自転車を乗っていた男子高校生が強引に車道を横断し、同じく自転車に乗っていた会社員の男性に激突して障害を追わせた事件は損害賠償9,266万円の判決が出ています。
(東京地方裁判所、平成20年6月5日判決)

学生だからといって甘くみていると、親が人生詰みます。

自動車と違って保険にも入っていないと思うので、これだけの高額の損害賠償金を支払えなければ自己破産となるんでしょうが、人生終了です。成人なら自分の人生が自転車で詰みます。

僕は自転車に乗りませんが、長い人生の中で乗る機会もあるでしょうから、本当に自戒で。
「道路は競輪場じゃねぇんだよ。」と。

■参考
警視庁「自転車の交通ルール」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/rule.html
道路交通法
http://elaws.e-gov.go.jp/…
日本損害保険協会「自転車を取り巻く事故のリスク」
http://www.sonpo.or.jp/efforts/reduction/jitensya/